パナスタ ウェディングフォト 前撮り
パナソニックスタジアム吹田(市立吹田サッカースタジアム)を貸切り、結婚式の前撮りをしたガンバ大阪サポです
それを文章にして残すことで今後パナスタでウェディングフォト撮影を検討する皆さまの参考になればと思い、この記事を書くに至りました
皆さんの当日の楽しみが減らないように、ネタバレは極力控えて書いてあります。撮影に関する準備や段取り等の説明記事だと思ってください
文字ばかりで拙い上にやたらと長文になっておりますが、パナスタ撮影に興味のある方は是非ご覧ください
まずは撮影関連の手順ですが
① スタジアムを仮予約
② 撮影業者を予約
③ スタジアムを本予約
④ 撮影業者と打ち合わせ
⑤ 当日
私たちは上記の手順で撮影を行いましたし、基本この流れになるはずです
① スタジアムを仮予約
まずは撮影の日にちを決定します
Panasonic Stadium Suita(パナソニック スタジアム 吹田) イベント・ツアースケジュール | Panasonic Stadium Suita(パナソニック スタジアム 吹田)
こちらからスケジュールカレンダーを確認し、撮影日を選びます。詳しくは担当(施設管理課)へお問い合わせください
前撮り業界のことはよくわかりませんが、春と秋がオススメだそうです
冬は寒くて洋装(ドレス)の撮影が難しいでしょう。夏は単純に暑いので、正装する男性は間違いなく汗だくになってしまいます。6~7月は梅雨、7月~10月は台風と、気候が安定しません
そのため気温がちょうどよく、気候も比較的安定している3~5月、10~11月がパナスタ撮影にはオススメだと思いますし、当然このあたりは前撮り業界の繁忙期だそうです
天気予報で晴れを確信してから予約に動き出したいところですが、そうなると撮影の1週間前くらいになってしまいますよね。パナスタや撮影業者が予約で埋まってしまう恐れがありますし、打ち合わせ等が間に合うかどうかも難しいところです
そのため1カ月くらい前に予約して晴れるのを祈るのみというスタイルになりがちです。1カ月以上前に予約した私たちがまさにそうでした
パナスタに関して言えば、キャンセル料はどんな場合でも発生しないようです。撮影業者も雨天延期時のキャンセル料を取らないところがあると思います。「とりあえずパナスタ予約して業者も抑えて雨が降ったら延期」を繰り返すことも容易に出来るでしょう。晴れのパナスタは最高ですし、ともかく晴れが望ましいですからね
なお、試合日程が直前まで決まらないケースありますよね。スケジュールを見ても「湘南戦は11/12(土)or 11/13(日)です」みたいなやつ
1カ月くらい前に試合日が確定するわけですが、「湘南戦は11/12(土)です」と決まったら、その瞬間に11/13(日)のパナスタを抑えればほぼ確実に取れます。私たちはこの方法で繁忙期の日曜日でもパナスタを確保できました
もしこのブログを何人ものガンバサポが見たとしたら、そこで競争が発生しちゃいますけど・・・
と、撮影の日にちが決まったら
スタジアムレンタル | Panasonic Stadium Suita(パナソニック スタジアム 吹田)
こちらの申込フォームより問い合わせます
こちらから問い合わせるとスタジアムの施設管理課の担当からメールがあり、今後はメールでのやり取りとなります
まずは日時を伝えて仮予約をします、仮予約の変更・キャンセルに料金は発生しません
② 撮影業者を予約
スタジアムの仮予約が済んだら、撮影業者(スタジオ)を選んで予約します
言葉が悪いですが、どの業者でも大差ないと思います。パナソニックスタジアム吹田という最高のロケーションが用意できた以上、どのカメラマンが撮影しようが最高の写真が出来上がるからです(笑)
そう言い切れるくらいに、パナスタは素晴らしい場所でした!
私は「大阪 前撮り」で検索して出てきた数社の業者に対して
「〇月〇日、パナソニックスタジアム吹田内にて、前撮りを対応してくださる業者さんを探しています」
というような文章で一斉に問い合わせしました
繁忙期や休日の場合は、このように数を打つ方法もアリだと思います。「その日はあいにく埋まっております」という業者や、「カメラマンは確保できますが、着替える場所が埋まってるんです」という業者もありました。1カ月以上も前に問い合わせたのにね
大阪市周辺にはパナスタ内撮影経験済みの業者さんが多いようで、どこに依頼しても問題ないと思います
そうしていくつかのスタジオから返事をいただき2~3回やり取りをする中で、とても真摯に対応して下さる業者さんを見つけ、私たちはそこにお願いすることにしそれ以外の業者さんには断りを入れさせていただきました
ちなみに私たちは
こちら、STATICE(スターチス)というところに決定しました
撮影業者に対して特にこだわりがなければ、皆さんここにしましょう!(笑)
伊坂さんというカメラマンが1人で経営している個人スタジオで、打ち合わせ等のやり取りは全て伊坂さんと行います
撮影当日はベテランのヘアメイクさんが来てくれます
事務所はビルの一室にあり個人経営感がありますがその分親しみやすく、LINEで気軽に情報交換が出来たので分からないことは簡単に確認できて、打ち合わせや準備で困ることがありませんでした
あと単純にめっちゃ良い人
ヘアメイクさんもめっちゃ良い人
応援のカメラマンさんもめっちゃ良い人
もちろん、パナスタに車で1時間圏内の業者さん(2~30社はあるかな)だったらどこでも問題ないと思います。値段で選んでもいいですし、衣装の豊富さで選んでもいいですし、私たちのように業者さんの人柄で選んでもいいです。パナスタ自体が最高なので深く考える必要無し
③ スタジアムを本予約
撮影業者を抑えたら、次はスタジアムを本予約します
仮予約した際に施設管理課の担当よりエクセル形式の申込書が送られてきますので、必要事項を記入して添付して返信するだけです
スタジアム利用料は90分で55000円ですが、ピッチの中に入ることは出来ません。端っこの人工芝エリアは入れますが、天然芝エリア(ピッチ上)は入ることは出来ません
しかし、芝生の状態が良い時に限り追加料金で芝生内撮影も可能です。追加料金は28000円と少々お高いですが、せっかくの撮影ということで私たちは課金しました!
申込時に確認するべきこと
・予備日の設定
急用や悪天候に備えて、予備日を設定出来るようです。申込時に申告しましょう
・人影が写らない時間帯
撮影日が試合翌日ですとスタンドの清掃や芝の点検等で作業員が入るようで、せっかくの前撮り写真に人影が写ってしまいます。これは絶対に阻止したいですよね
昼の12時~あたりは業者さんもお昼休憩で居なくなるなど、スタジアムを独占できる時間帯がありますので確認してください
私たちは試合翌日の撮影でしたが施設管理課の担当が「12:00~12:45は作業員が入らないように指示しておきます」と動いてくれたので問題なしでした。実際は12:00~13:00過ぎまで無人だったかな
・芝生内撮影が可能か
たとえ追加料金を払うつもりでも「芝生の状態が悪い」と芝生内撮影は出来ません。芝生内撮影を希望する場合は、この点も確認するべきでしょう
ちなみに芝生内撮影時は、運動靴に履き替える必要があります
・撮影前後の控室利用予約
基本不要です。大抵は「午前中にスタジオで着替え→車でパナスタに移動→撮影→車でスタジオに帰って着替えて終わり」の流れになるからです。パナスタだけで撮影する場合は不要です
しかし私たちはパナスタで90分間の洋装撮影後、和装に着替えて万博記念公園に移動し撮影、という流れを考えておりました。和装に着替えるため撮影後に控室を2時間借りました。1時間あたり1500円ちょっとです
控室には机、椅子、鏡、電源等、準備に必要なものが一通り揃っています
・撮影可能場所の確認、依頼
ロッカールーム、選手入場エリア、ピッチ、スタンドが基本の撮影スポットとなりますが、例えば「VIPルームに入りたい」とか「記者会見室で撮影したい」などあれば、可能かどうかを前もって確認し、当日案内してもらえるよう依頼するべきでしょう
ですが撮影時間の90分って本当にあっという間で、休む暇がありません。追加料金払って芝生内撮影をする場合はやはりそこがメインとなり時間がかかりますので、VIPルーム等に入る時間はあまり無さそうです
A、芝生の真ん中まで入りたい場合は追加料金を払いピッチ上の撮影をメイン
B、VIPルーム等様々な場所で撮影したい場合は追加料金を払わず、ピッチ撮影は人工芝エリアやベンチ程度
このどちらかから選ぶのが手堅いと思います。人工芝エリアでも充分すぎるほど素晴らしい写真が撮れますし。真ん中はそれはもう最高でしたけど
申込時に確認することはこれくらいだと思います。施設管理課の人、めちゃくちゃ良い人なんで真摯に対応してくれますよ。メール上のやり取りだと業務連絡っぽくて固い感じがしますけど(笑)
④ 撮影業者と打ち合わせ
撮影業者さんの実店舗へ行き打ち合わせをしますが、「パナスタで〇月〇日の〇時から90分間の洋装(和装)撮影」と、場所や日時等が明確に決まっているため、打ち合わせするようなことが特段ありません。やることは衣装選びくらいです
女性は和装も洋装もフリーサイズで身体に合わせて着付けをしてくれるのでサイズ選びが必要ありませんでした。好きなデザインの衣装を選ぶのみ
男性は特に語ることが無いくらい簡単でした
あとは当日の持ち物や流れ・雨天時対応・料金など、業者さんの説明に耳を傾けるのみ
私たちの業者さんは
「LINEに3人の窓作ったので、当日の流れや必要な持ち物等の詳細を送っときますー。何かわからないことあればその都度LINEで聞いてくださーい」
「悪天候の場合は当日判断でキャンセルOKですし料金かかりませんが、出来れば延期という形で同じプランで再度のご利用お願いしますー」
という現代的な神対応でめちゃくちゃラクでした。個人経営ならではの利便性が最高
まぁこのあたりは業者さんによって対応が分かれると思いますので、ご自身が選んだ業者さんと話し合って進めていってください
⑤ 当日
あくまで私たちの場合ですが
08:30 スタジオ到着
09:00 メイク、洋装着付け
10:30 洋装のまま車に乗りスタジオ出発
11:30 パナスタ到着
12:00 撮影開始
13:30 撮影終了
13:40 パナスタ控室で和装に衣装替え
15:10 和装のまま車に乗りパナスタ出発
15:30 万博記念公園到着、撮影開始
17:00 万博記念公園閉園、撮影終了
18:30 スタジオに帰還、私服に着替える
19:00 解散
という流れでした
洋装和装のWプランですと1日がかりでかなり疲れました、洋装プランのみですと15~16時解散くらいですかね
私服でスタジオに向かい、そこでメイク・着付けをしてもらいます
女性はメイク、ヘアメイク、着付けなど全てやってくれます
男性はワックスを付けてくれる程度でした
終わったら洋装のまま車でパナスタへ!
スタジアムの第2ゲート(スタジアム外広場の公衆トイレがあるところ、南駐車場に向かう途中で左に曲がる感じ)に車で向かってください。警備員が常駐していて「撮影で予約してます〇〇です」とでも告げれば担当の方が来てくれて案内してくれます。あとは撮影を楽しむだけ!
撮影開始30分前にパナスタに着いたのですが、控室を使わせてくれました。撮影前の控室利用は予約して無かったのでサービスでしたねこれ。道路の混雑は読めないので、早めに行動して損は無いです
パナスタで撮影した場所と写真を一部紹介
ロッカールーム(ハンガー借りられます)
選手入場エリア
試合開始直前に両チーム選手が入場待機で並んでるところ。ピッチへの入り口。ピッチに向かって歩く姿を後ろから撮ってもらうと良い
入ってすぐ
芝の色が途中で変わっているのがわかると思います、手前は人工芝エリアなので入れますが、その奥は天然芝エリアで課金部分となります
ベンチ
芝生真ん中(課金)
PK蹴るところ(課金)
CK蹴るところ(ここも課金エリアのはず)
ボールは無料で借りられます
メインスタンド
ゴール裏スタンド
スタジアム外広場
和装に着替えて万博記念公園移動前に数枚撮らせていただきました!
という感じでした
もちろんまだまだたくさんありますが、後ろ姿・横向きを中心にお送りしました
私たちは写真に慣れていなくてどうすればいいのか分からなかったんですけど、施設管理課の担当が前撮りに慣れていて、撮影スポットにどんどん案内してくれるので安心でした
あとはカメラマンの指示通りの場所に立ち、指示通りの方向を向き、指示通りに動けばOK
もちろん「こんな写真を撮りたい!」というのがあればカメラマンさんにどんどん要望するべき。スタジオ→パナスタの移動中車内でも簡単な打ち合わせが出来ます
写真撮られるのが苦手な私たちみたいな人は、横向き・うつむき・後ろ向き、等、カメラ目線をしない構図が撮られやすくて良かった。引きで撮ると、表情があまり映らない&素晴らしいパナスタがたくさん映り最高な写真が出来ます
パナスタ内での出来事をこれ以上詳細に書いてしまうと皆さんの当日の楽しみや驚きを減らしてしまうのでこれ以上書きませんが、とにかく超最高でした!是非とも体感して欲しい!
私たちはパナスタ洋装撮影の後に和装に着替えて万博記念公園の日本庭園に移動しました。11月の中旬でしたがちょうど紅葉を迎えていたようで、パナスタに負けず劣らずの最高ロケーションでした。紅葉なんて全く狙っていなかったので嬉しいサプライズ
ちなみに我らが太陽の塔は著作権の問題があるらしく、カメラマンさんに撮影してもらうのは厳密に言うとダメみたいです。自分のスマホを渡して記念撮影してもらうくらいなら・・・グレーかな。太陽の塔と日本庭園の間は10分くらい歩きます
撮影にかかった費用は
パナスタへの支払い
スタジアム利用料金 55000円
芝生内撮影追加料金 28000円
撮影後控室二時間分 3160円
スタジオへの支払い
洋装+和装プランが 150000円+税
自主課金を少しして 30000円+税
諸経費
万博記念公園駐車場代&入園料、軽い昼食
合計で29万円弱でした
和装って真っ赤やピンク系が多いんですよねお祝い事なので。ガンバサポとしては青っぽい色が入ったものが良かったのですがスタジオには無く、提携の呉服屋からレンタル(2万円)してもらったのとか、和装途中で白無垢にチェンジ(1万円)が課金要素でした
特に予算を決めていたわけではなかったですが、30万円で収まってくれたのでまぁこんなもんですかね。ガンバと大阪に払うお金はいくら高くなっても惜しくない!
とは言ったものの、パナスタ洋装撮影のみで芝生内追加料金無しだと15万円に収まるくらいなので、そう考えると結構使ってますね(笑)ま、せっかくの機会だったので全然後悔してません
スターチスさんは料金も明確で基本料金で写真全データいただけますし(747枚いただきました)、上に書いたように基本はそれ以上かかりません。追加要素は土日料金・提携呉服屋レンタル・和装途中衣装替え・アルバム作成、くらいですかね。金額も安いと思います
他のスタジオさんの料金プランを見てみると
基本料金2万円!!!!!(写真1枚しかもらえない)
アルバム10ページ付き6万円!(アルバム1冊しかもらえない)
アルバム20ページ+写真全データ12万円(いや結局これやん)
プラス土日料金!シーズン料金!プラン外ロケ地料金!衣装グレードUP料金!小物レンタル料金!と加算されていくお約束のヤツで実店舗へ打ち合わせに行くまで料金が検討も付きません
スターチスさんの和装+洋装プランは15万ポッキリで済むことが明確でよかったです。3万円は自ら課金しただけですし。洋装のみなら8万円、安い!
スターチスさんをやたらと持ち上げてますが、回し者ではありません
回し者ではありません
が、とてもいい方々でした
ちなみにスターチスさんは、京都パープルサンガのサンガスタジアムや、ヴィッセル神戸のノエビアスタジアム神戸での撮影経験も多数あるようです!他サポの方も是非!スターチス!
というわけでパナスタ前撮りの流れは以上です
施設管理課の方がとても良い人ですし、パナスタのロケーションは最高ですし、前撮り業者さんも良い人たちばかりです
カメラマンさんやヘアメイクさんは私たちのことを心から祝福してくれますし、今の仕事が本当に好きなんだなと感じられるくらい心底楽しそうに仕事をされていて、こちらまで楽しくなってきます
今回の記事がパナスタ前撮りを検討されている皆さまの参考になれば幸いですし、パナスタ前撮りをやろうと思うきっかけになってくれたら大変光栄です
夫婦ともにガンバサポーターならばやって間違いなし、というかやるべき!
最後まで読んでいただき
どうもありがとうございました
※本記事で紹介している手順や料金等は、記事掲載日時点のものです